アピトンとは

耐久性と耐水性に優れており、更に低価格の今注目されている木材です。

様々なシーンで利用頂いている木材がアピトンです。

トヨタの新車・ダイナの荷台・TAMAのドラムなどの大手企業の商品としても多く使用されています。

  • 線路の枕木
  • 防腐処理をしてガーデニングに使用
  • トラックの荷台
  • 本棚
  • フローリング
  • 三味線
  • スピーカー
  • 跳躍板
 

 

アピトンの特徴

この木材は、色調が特に美しいものとはいえないが、 強靭な耐久性を持っているため、最大震度6強並みの揺れがきても 木材が割れたり亀裂が入りにくい優れた耐久性が特徴です。
また、水分通導の役割を担っている導管が4mの間、ストローのようにつながっています。 その為、室内の湿度や空気を自ら調整くれるのです。
そして、アピトンが持つ独特なヤニ(樹脂)によって、虫を寄せ付けず、カビもはえにくく 少々の雨、霧、雪、湿気入ってきても大丈夫な耐水性を備えているので、 アピトンは他に類を見ない利にかなった次世代の材料なのです。 しかも、アイアンウッドの中でもっとも価格が安いのも魅力です。

 

現在のアピトン

現在アピトンを使用している製品もいろいろあり、一例として魚市場陽板張運搬台車に使用される事も多くあります。
水産関係では鉄板ではないか?と思われる方も多いのですが、実は木板を使用しているのです。
鉄板では水膜で荷物がすべりやすくなるということで、水に強く腐らないアピトンを使用しています。

 

アピトンのプロフィール

アピトンは、南洋材の一種フタバガキ科の常緑大高木で,ディプトロカルパス属の樹木の総称です。

東南アジア原産で、樹高50~60メートル、直径1~2メートルに達し、 フィリピンではアピトン,マレーシアではクルインと呼ばれています。
木材の性質としては、辺材の色調は淡黄白色ないしやや赤褐色を帯びたりするが、 長期間大気にさらされると灰褐色を帯びるようになります。

現在では、耐久性・耐水性・低価格の木材を求め、多くの製造業者様、販社様よりお問合せを受け使用用途、使用量を基に御見積ご相談を承っております。